・ストウブ22cmの使い勝手はどう?
・容量や重さは大きめ?小さめ?
・炊飯にも使えるの?
そんな疑問に、5年間愛用してきた料理研究家として、結論からお伝えします。
ストウブ22cmは、日常使いにちょうどいい万能サイズ。
ごはんも炊けるし、煮込み料理もスープもおまかせ。2〜4人分の料理なら、無理なくこなせる頼れる一本です。
片手でヒョイッと扱いたい方にはやや重ため。
でもその分、素材の旨みを引き出してくれる「重厚感ある料理」が叶います。
この記事では、実際に使ってわかった「容量」「炊飯」「重さ」「何人分に適しているか」など、リアルな使い勝手を丁寧に解説していきますね。
今すぐ買うなら、断然グレーがおすすめ。
どんなキッチンにもなじみやすく、料理の色も引き立つ、気分が上がるカラーです!

ストウブ22cmの使い勝手と基本スペック
容量は約2.6L|汁物も煮込みも、日常使いにちょうどいい
ストウブ22cmの容量は約2.6リットル。これが絶妙に使いやすいんです。
たとえばカレーなら3〜4人分、汁物ならたっぷりめに作ってもまだ余裕あり。
我が家では、肉じゃがや筑前煮、煮魚、スープ系はほぼこの鍋で完結しています。
ラタトゥイユやポトフのような野菜たっぷり料理も、深さがあるのでこぼれにくくて安心。
「2人暮らし〜子ども2人の4人家族」まで、日常の食卓でフル稼働できるサイズ感です。
重さは約4.2kg|確かに重いけど美味しさの秘密
ストウブ22cmは、鍋本体が約3.6kg、フタ込みで約4.2kgあります。
数字だけ見ると「うわっ、重っ…」と思うかもしれませんが、使ってみると“この重さだからこそ旨みを引き出せる”と実感します。
実際、蓋がしっかり密閉してくれるおかげで、水分を逃がさず素材の旨みがぎゅっと凝縮。
だから「いつもの煮物がなぜかおいしい」と感じるんですよね。
もちろん、軽い片手鍋のようにヒョイとは扱えません。
でも両手で持てば特に問題なし。
我が家では小学生の息子でも「鍋ごと動かす」くらいなら手伝ってくれます(笑)。
正直に言うと、私は産後の腕力激減期でも「出すのが面倒」と感じたことはあまりありません。
むしろ、「あのズッシリ感が安心する」という謎の愛着すら湧きました。
ストウブ22cmで炊飯してみた感想|美味しいけどコツがいる
2合〜3合が炊きやすい!ふっくらもっちりが叶う
ストウブ22cmは炊飯鍋としても優秀。特に2合〜3合を炊くのにちょうどいいサイズ感です。
- 深さがあるので吹きこぼれにくく、しっかり蒸らされる
- 密閉性が高く、ふっくら&もっちり食感に
- うまく炊けば、香ばしいおこげも簡単にできて、土鍋に負けない風味
ガス火でもIHでも炊飯OK。加熱ムラが少ないから、安心してお任せできます。
ただし、炊飯鍋のように自動でパパッとはいかないので、コツは必要です。
特に大事なのは
①しっかり加熱 → ②火を止めて蒸らし。
この流れを守るだけで、驚くほどおいしく炊けます。
我が家では、炊き込みごはんや栗ごはんのときに22cmストウブをよく使います。
ストウブで炊くと、なぜか子どもたちも「このごはん、今日おいしいね」って気づくんですよね。
やっぱり旨みと香りが引き立つ感じがあるのかも。
ストウブ22cmは何人分に最適?
ストウブ22cmは、2〜4人分の調理にちょうどいいバランスの鍋です。
- 2人暮らしなら、主菜+副菜も一鍋でOK
- 3〜4人家族なら、日常使いにジャストサイズ
- 5人以上の家族になると、煮込みや汁物では少し物足りなさを感じるかも(→その場合は26cmがおすすめ)
一人暮らしの方でも、2日分のカレーや作り置きおかずをまとめて作りたいならこのサイズは便利。
我が家(4人家族)では「カレー・シチュー・肉じゃが」などの定番料理は、22cmでほぼ足りています。
来客時や、丸ごとのロールキャベツ・塊肉のワイン煮などちょっとボリュームある料理のときは、24cmやブレイザーを使い分けています。
ストウブ22cmの「ここが好き」ポイント3つ
「結局、なんでこのサイズに落ち着いたの?」
5年間使い続けてわかった、ストウブ22cmならではの“推しポイント”をご紹介します!
①煮崩れせず、素材の旨みがしっかり引き出される
ストウブの魅力は、なんといっても「火を止めたあともおいしくなる」ところ。
鶏の手羽元やごろごろの根菜も、ほろっ…と柔らかくなって
でも煮崩れせず、ちゃんと形が残るんです。
特に冬場は「豚バラ大根」「ぶり大根」なんかが絶品に。
コトコト煮込むだけで、まるでプロの味に近づきます。
②蓋の重さが蒸気をしっかり閉じ込める
ストウブの蓋はずっしり重たいぶん、蒸気を逃さずしっかり循環。
だから無水調理はもちろん、蒸し野菜やシュウマイ、
さらにはサーモンの酒蒸しまで、しっとり&ふっくら仕上がります。
「こんなに水入れてないのに、どうしてこんなにジューシーなの?」と毎回ちょっと感動するくらいです。
③おしゃれなカラーで気分が上がる(筆者おすすめ:グレー)
そして何より、ストウブは見た目もテンションが上がるんです!
私の推しカラーは「グレー」。
- シンプルで料理が映える
- 和洋中どんな器にも合わせやすい
- キッチンに出しっぱなしでもサマになる
飾れる鍋ってこういうことかもと思わせてくれる一本です。

ストウブ22cmの注意点・デメリット
毎日のように使っていても、「ここはちょっと気をつけたいな」と思うポイントはやっぱりあります。
買ってから「こんなはずじゃ…」とならないためにも、正直にお伝えしますね。
重いので片手調理には不向き
ストウブ22cm、フタを含めると約4.2kgあるので、やっぱり重さはそれなりにあります。
片手で「シャッ」とフライパンをあおるような調理や、炒めたあとに片手でスープを注ぐ…なんて動きはちょっと難しいかも。
ただ、煮込みや炊飯、無水調理がメインの使い方なら全く問題なし。
むしろ「重さ=蓄熱性」と考えれば、旨みを閉じ込める頼もしさがあります。
私も最初は「ちょっと大変かな…?」と思いましたが、今ではむしろズッシリ感が安心材料です。
食材が少なすぎると焦げることも
22cmは「2〜4人分」にぴったりなサイズですが、少量調理には少し向かない場面もあります。
たとえば、
- ひとり分のスープ
- 1合だけの炊飯
- ちょっとだけ蒸し野菜
こういうときは、熱のまわりが強すぎて焦げやすくなることも。
とくに炊飯は、水分量や火加減に気をつけないと、底が少しカリッと…(それもおいしいんですけどね)。
目安として、食材の量が鍋底の1/3〜1/2以上あると安定して調理しやすいです!
よくある質問(FAQ)
ストウブ22cmを使っていて、よく聞かれることをQ&A形式でまとめました。
購入前に気になるポイントを、サクッと解消しておきましょう!
Q:オーブンは使える?
→ もちろんOK!蓋ごとそのまま入れられます(〜250℃)
ロールキャベツや煮込みハンバーグをオーブンでじっくり仕上げるのもおすすめ。
蓋の重みで水分が逃げにくく、ふっくらジューシーに仕上がります。
私はラザニアやグラタンも、耐熱皿代わりに使うことがあります◎
Q:IH対応?
→ 対応◎ むしろIHこそストウブの良さが引き立つ
底が厚くてフラットなので、IHとの相性は抜群。じんわり均一に熱が伝わるので、
カレーや煮物も焦げにくく、ゆっくり火が通って美味しさがアップします。
Q:22cmでパスタは茹でられる?
→ 少量ならOK。たっぷり茹でるなら24〜26cm推奨
1〜2人分(乾麺100g前後)なら問題なく茹でられますが、
麺が踊るほどのゆとりはないので、たっぷり茹でたいときは大きめサイズが安心。
我が家では、「今日は簡単に1人パスタ♪」というときに22cmがちょうどいいです。
まとめ|ストウブ22cmは日々のごはん作りにベストサイズ!
煮込み・炊飯・スープ・蒸し料理など、どれもおいしく作れる22cmサイズのストウブは、まさに家庭料理の頼れる相棒。
確かに重さはありますが、その重さが生み出すおいしさ、そして「道具としての喜び」が、それを十分に上回ります。
- 2〜4人暮らしのメイン鍋を探している
- カレー・煮物・炊き込みごはんまで、ひと通りこなせるサイズ感が欲しい
- キッチンに置いても映える、おしゃれな鍋が欲しい
そんな方には、私は迷わずストウブ22cm(おすすめカラーはグレー)を推します!
シンプルで上品なグレーは、和食・洋食どちらにも合い、料理の彩りをより引き立ててくれますよ。
「毎日使いたくなるお鍋」、きっとあなたの食卓にもぴったりです。
